植木の剪定・芝生の手入れ等の造園業、ウッドデッキ・カーポート等の外構工事の事なら須磨北造園土木

※ちょっと長めですので、お時間ある際に読んでいただければ幸いです。
Reベース369、実は宿泊業の許可も取れており、営業できる状態です。
通常なら、GWに合わせて集客していくんでしょうね。
ですが、弊社では『様子見』です。
とはいえ、せっかくの心地よい場所。
折角なので、運営の見直しも含め、スタッフ＆家族で使うことに。

淡路に来る道中も、大渋滞、どのお店も大盛況の様子です。予想通りです。しっかり集客すれば、弊社の手がけるReベース369にも人は集まるだろうと感じまくってます。
それでも、僕たちは商売そっちのけで、スタッフ＆家族集まてもらって、タケノコ掘りやエアマットで遊んでもらったり、いつも通り協働という名で作業もしてもらったり笑
食材を家から持ち寄り鍋を作り、あとはBBQ。
宿泊、親睦会＆研修をしました。
色んな気づきもあり、「僕たちらしくGWを過ごし、いい感じ！」って思ってました。

お題の気づきは、このことではありません。
今日、スタッフ帰った 5/5の午後。一人になったので、バイクであちこち行ってきました。
どこもかしこも大賑わい。恐れず言うと、違和感だらけで・・笑
「この島はどうなっていくんやろ？？住んでる人はどう思ってるんだろ？」
と思いながらも、面白そうなモノには「なるほど！」と興味を持ちながら走ってました。
あちこち行き、そろそろ369への帰りの道。まだ明るい時間で、前から気になっていたところの近くを通ることになり・・・引き寄せられるように行ってきました・・・・が。。。
「こんな道、一生通らん！」っていうような悪路でして・・・。
それでもまぁ、たどり着いた場所は素晴らしい景色で。
その帰りさらに奥に抜けられそうな道が地図にあり、来た道は超悪路だったので、進むことにしました。
するとその道中に、廃墟が出て来て・・・。
なんとなく、立ち止まりました。
すると、ちょうど対向側からスクーターが来ました。
「おっ！この先は抜けられるんだな」と安心に繋がったのですが、そのスクーターが・・・
その廃墟に入って行きました・・・。
実は、廃墟ではなく住まいでした。
80歳を超した、おばあちゃんが一人で暮らす家でした。
スクーターを置いたおばあちゃんが、前まで出て来てくれたので話をしました。
僕は、出合う人と話しをするのは珍しくはないのですが、初見でこれほど話するのは珍しく、ずいぶん話し込みました。
嫁いできたころの話や、身内の話、最近まで働いていた話。
色んな話を聞かせてもらいました。
山奥まで歩けないので、未だにスクーターに乗っている生活。
しかも悪路。
この後に通った道も、舗装されてない道がひたすら続く、薄暗い山道。転倒でもしたら・・・ゾッとします。
畑を昔していたのでしょうか、ほとんどの指先が、大きく曲がったおばあちゃんの手には想像できない色んな経験があったんだろうと、なにも分からないながらにも、魅了させられました。
「そうだ。」
ドローン持って行ってたので飛ばしてあげて、自宅周辺と、夕日を見せてあげました。
「ええもん見せてもらった。」と喜んでもらえました。
別れたあとに、ボーっと、
「世の中は賑やか。僕たちは僕たちらしく楽しめている。
しかし、一人でこうやって過ごしている人が、実はすぐそばに、いるんだなと・・・」
僕自身忙しくしていて、これ以上色んなことをするのは大変ではありますが、そんな中でも、こういうおばあちゃんに何かしてあげられることがあるのか？そういうのを考えないとダメだなぁ～と、考えさせられました。